力本五千三百



お〜くしょんでゲットしたpowerbook5300csが届いた!
「3400持ってるのに何故?」って言われそうだが、私の手元には壊れた190csがあって、
何とかそれを活用したかった・・・ってのは表向きで、実はあのDSTN液晶モデルが欲しかったのだ。
残像の残るDSTN液晶では白黒スタックでの「dissolve」がすごくいい感じなのだ。

3400にそろそろ慣れた私にとっては「アレ、ずいぶん軽いな。」が第一印象だった。
ちなみにカタログ値によると3400はCD-ROMドライブを挿すと3.3kg、一方5300は2.9kg。
そうかぁ、これが400gの差かぁ・・・・・・って、そうだった!
落札したモデルにはフロッピー・ドライブが付いていなかったんだっけ。
でもこの空箱(正式には「PCカードトレイモジュール」って言うんだそうな)だとさらに180g軽いんだそうな。
そうかぁ、600gも違うとその差は歴然である。

まずは起動!!
すでに古マックとはいえ、自分のものになった「林檎機」を起動する瞬間はたまらないものがある。
アレ、メッセージが英語?!!何とインストールしてあったのは「OS8.1 英語版」だった。
実は英語版のOSは所有したことがないので凄く新鮮なのだ。
「そうかぁ、日本語版のアレは英語じゃあこう言うんだ」などと感心してみたり。
「ことえり」が入って無いわ、フォントも少ないわでシステムのサイズも小さい。
・・・でもこれじゃあハイパカに使えないじゃないか。
しょうがない、日本語に戻さなくっちゃ。(泣)

で、肝心の液晶だが、気のせいか190に比べると残像が少ない気がする。
ポインタのダイブ現象も許容範囲内ってところだろうか。
けっこう見やすいんじゃないか、これって。
比較のために3400も同じデスクトップ・ピクチャーにして並べてみた。
・・・バカである、TFT液晶と比べるなんて。
その「美しさ」の差は歴然であった。

そうそうゲットした5300にはメモリーが32MB、190には40MB。
始めから壊れてる190からメモリーを移植するつもりで
powerbook分解用ドライバーもお〜くしょんで入手済みだったのだ。
powerbookの「解剖」なんて生まれて初めてなのでドキドキする。
まずは分解手順を最近遊びに行ってるマック系サイトでチェック。
こういうことがWEBで手軽に調べられるのは本当にありがたい。
なるほど、簡単そうじゃないか。・・・あれっ、メモリーってスロットじゃないのぉ?!
この時になって初めてpowerbookのメモリーが1枚のカードになってることを知る。
そんなことも知らないやつが「解剖」して大丈夫なのかぁ?!
ええい、ままよ!!

・・・予想に反してあまりにあっけなくメモリーのすり替えは終わった。
ちなみに5300に載っていたメモリーは16MB、190に載っていたのは32MBだったので、
5300の合計メモリーは48MBとなった。めでたし、めでたし。

ともかく今はうれしくってしょうがない。
「何に使うの?」なんて聞くのが野暮ってもんだ。
最新型のpowerbookが欲しくないと言えばウソになる。
しかし、これはマジ、負け惜しみでなく私には大満足なのだ。
初めてのpowerPC搭載機5300と、G3前夜の最高峰3400。
もはや私の「力本」コレクションは完璧である!!(爆)

P.S.
DSTN液晶にはもう1つ忘れてはならない点がある。
「見る角度を選ぶ」こいつは、列車の中で隣の席の人の目を気にすることなく
「地下室スタック」が遊べるのだよ、ワッハッハッ・・・・・!(←バカ)

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注;すでにこの時点で物欲の亡者と化している。
しかも早々と力本を「開ける」ことに生き甲斐を見いだしているではないか。
その後を知る今となっては「もはや私の『力本』コレクションは完璧」という言葉がやけに空々しい。(自爆)
ちなみにこの5300csが部屋の外に持ち出されることは一度もなかった。


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