紆余曲折

eMac導入により部屋のPowerMac G3-266MTを職場に持ち込んだわけだが、そこには思わぬ落とし穴が待っていた。
それまで私は7600改にPCI-USBカードを挿し、それにPCカード・アダプターを繋いでPCカード・モデムでWEBアクセスしていたのだが、何と7600曽根改から取り外したUSBカードをG3-266MTに挿すとエラーが出てまともに起動しないのだった。
しょうがない。
私はやむを得ず部屋の片隅で放置プレイ中だったPowerBook2400を職場に持ち込んだ。
それが・・・・あまりにもかったるいのだった。
思わず「PowerBook G3でも『やってもうた!』してやろうか」・・・なんて考えも頭をよぎったのだが、もちろんeMacを「やってもうた!」ばかりの私にそんな余裕などはない。

で、よくよく考えたら部屋の片隅には同じく放置プレイ中だった東芝「リブレット」があるじゃないか!!(自爆)
は、速い!2400は問題外として、7600改にも迫るスピード!!
ただしやっぱりこの小さい液晶とキーボードは老眼の目には辛い。
っていうか、どうにも私は窓機を触っていると心の高揚感が得られないのだ。


それどころか私は職場に持ち込んだ266MTの挙動がおかしいことが気になり始めてた。
スキャナの作動もG3とは思えない程トロいし、フォトショを使うとテキスト入力が68030CPUみたいになる。
部屋で使っていたときから気にはなっていたのだが、ちょっとこのまま使って行くには辛すぎる。
一度部屋に持ち帰って再度セットアップをやり直そうかとも思ったのだが、ひとまずは7600改を「職場復帰」(笑)させることに決定する。

そうなると部屋のスキャナを含むSCSI機器をどうするのだ?!
で、思いついてしまったのだ。
昨年春、、実家から持ち帰って玄関に放り出したままのボロPerforma5210の事を。

実はこの5210のマザボとHDDは元々PowerMac6300/120のものだった。
だがすでに6300/120の元・筐体からはフロッピー・ドライブが他機に載せ替えのために外され、フロントパネルも流用しちゃって、今や無惨な姿を隣の部屋で晒している。
でまずはこれまた隣の部屋の片隅に転がっていたPerforma6210にまずはマザボとHDDを載せ替え、「6300/120」のフロントパネルを装着。
めでたくPowerMac6300/120の復活とあいなった。

603e/120MHZ、RAM64MB、HDD1.2GB。
今となっては何ともショボいスペックではある。
そもそもこのHDDには「OS8.1」がインストールしてあったので、「OS8.6」をインストールしようかと挿入したCD-ROMが認識されず。
システム・プロフィールで確認するとCD-ROMドライブ自体が認識されていない。
多分SCSIのIDがダブったのだと考え、HDDのジャンパを弄ろうかと取り外してみたら、ジャンパが無い。
で、CD-ROMドライブを取り外してそのジャンパを弄ってめでたく「認識」。
逞しくなったよなあ。<自分。

ところが「OS8.6」インストールしたはいいけど、今度はLANが認識されず。
「8.6じゃLANカード(元々Performa5210に付いていたもの)がうまくないのかな?」とも考えたので、再び「O8.1」に戻した時に気付く。
「ルーター」リセットしてないだけやん!!
→→→→→→→→→「ふりだしに戻る」(自爆)

再度「OS8.6」をインストールしなおす。
もちろん問題なくWEBに繋がる。(限りなく遅いけど)
スキャナも、調子を崩している266MTよりは十分快適。
ついでに17インチCRTはいったん「隠居」して頂いて、これまた部屋の隅に転がっていた(つまり隣の部屋は「人が住めない」ということです)13インチ純正CRTをセット。
どうせ6300はスキャナで取り込むくらいしか普段は使わないので、大きいCRTなんて要らないのだ。
これがまた小さくてかわいいこと!
こうなったらマウスだってレアな「白玉角マウス」だいっ!!
時代考証は間違ってはいるが、その名通りの「クラッシックMac」が復活したのだった。

何だか遠回りというかバカなことやってるとは思う。
だけど「めんどくせ〜〜」とか言いながら、実は結構楽しんでいるのだよ、ヤマトの諸君!(爆死)


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