ラランがLAN♪

「近況」で報告したとおり、本宅のメイン機にはVAIOが収まった。
長男の「勉強用」だったはずが、彼のネット・ゲー・プレイヤーになっちゃって、夜はほとんど触らせてはもらえない。
元々敢えて窓機に触りたいとは思わないし、最近連日私のメルアド宛には「.exe」だの「.pif」だのの「オマケ付き英文メール」がどっさり届くので窓機では怖くてそのチェックできないしぃ・・・。
とは言え、メールチェックのためだけにわざわざ重いpowerbook3400を週末ごとに本宅に持ち帰らなくてはならないのはけっこう大変なのだった。
オマケにこの3400っていう機種、ちょっとした振動でメモリーが緩むという持病持ちなので分解用のドライバーまで持ち歩かなきゃならないという代物で・・・・・

で、いつもの週末モード、私がリビングダイニングのテーブルで「英文メール」をpowerbook3400で削除していた時のこと・・・
私の横でiBookをいじっていた妻がこう切り出した。
「ねえ、パパ、このiBookじゃネットできないの?」
「窓機に繋いであるLANケーブルを繋ぎ換えればできるさ。」
「めんどくさ〜い!このリビングじゃできないの??ホラ、無線LANとかあるんでしょう?コタツに入りながらWEBとかぁ・・・。」

また始まった・・・。
自分では何もできないくせに(する気すらそもそも無いくせに)新しもの好きの妻の一言がきっかけでインターネットを始めたんだっけ。
確かホームページを作ろうと言い出したのも彼女だ。
しかも今や私の家族で一番WEBを「利用」していないのは他ならぬ妻なのだ。

「そりゃ金さえ出せば・・・・」
適当に話をはぐらかすつもりだった私の脳裏に閃いたものがあった。

待てよ、Air Macがあるじゃん!

オークションで落札したiBookは元箱付きで、その箱に「Air Mac ready!」って文字が踊っていたのを思い出したのだ。
オマケに付いてきたiBookの解説書を開いてみると、Air Mac cardとやらの増設はそう難しくないらしい。
何だか面白そうだな。(どうもMacの解剖自体が趣味になってきているようでアブナイ)
さっそくappleのサイトで情報収集開始。
どうやら最新のpowerbookはAir Mac extreme cardとかってのになってスピードアップしているようだが、旧型のAir Mac cardとベースステーションの組み合わせでも11Mbpsは出るらしい。
今使ってるpowerbook3400のPHS通信カードが64Kbpsだからぁと・・・・・11Mbpsもあれば十分じゃん!
そんな私は速攻でオークションにあった「Air Mac card&ベースステーションのセット」の入札を完了していた。

と、すっかりその気になっていた私にMacのお友達から「ありがたい」アドバイスが届く。
「かめさん、旧型のベースステーションは熱でコンデンサーがパンクするから止めておいた方がいいよ。」

がぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん!(またこれだよ)

そう言えばWEBでそんな記事を見たような記憶が・・・・。
これまた「やってもうた!」ネタ、いや、「こわしや」ネタになってしまうのか?!!
が、今度ばかりは運命の女神は私に微笑んでくれた。
「Air Mac card&ベースステーションのセット」は幸運にも高値更新されていったのだった。
ふぅぅ・・・やれやれ。

で、妻にその旨を伝える。
「Air Macは機械が壊れやすいんだってさ。」
「え〜〜っ、ダメなのぉ?!」
「お金だってかかるし、壊れたらもったいないじゃ済まないだろ。それにマンションの中の無線は電波状態が悪くて・・・」(さっきまで「その気」だったくせに・・・)

と、たまたまなのだが、ちょうど「林檎の木」掲示板のスレッドで見かけた一文が頭の中をよぎる。
「5mまでなら有線LAN」
そうだ!モデムのある寝室はLDKのすぐ隣の部屋。
ルーターかませて長いLANケーブルを繋いでおいて、iBookでWEBするときだけ伸ばしてきて使えばいいじゃん!

偉そうなこと書いているが、実は私、ルーターは未経験だった。
それどころか少なくとも去年まではハブとルーターの違いすら分かっていなかったのだ。
WEBでMacなお友達に教わってようやくその概念だけは分かったような気がしていたのだが、こんなんで大丈夫なのだろうか?

とは言え、こういうことはうじうじ考えてもしょうがないので翌日妻と近所の家電店へ出かける。
一応無線ルーターも並んでいたので値段はチェックしてみたが、決してお安くはない。
第一近所の家電店などに「Mac対応」をうたってる商品があるはずがない。
あっさり諦めてBUFFALOの有線ルーターに決定。(何とこれ、「Mac対応」と明記されていた!)
本宅はBフレッツ接続で、VAIOには「100Mbps」と表示されるので「98.7Mbps」対応のものを選ぶ。
後はストレートLANケーブルを2本買って家路を急ぐ。

実は一番心配だったのが「解説書」だった。
というのも数年前に買ったハブの解説書ときたらまるで異星人の言葉で書いてあるんじゃないかという代物で、さっぱり理解ができなかったのだ。
が、今回は大丈夫だった。
しっかりと「窓Xp用」「Mac OS8〜9用」「Mac OSX用」と分けて解説されているではないか!
まずはVAIOに接続を済ませて解説書どおりに設定。
と、それはあっさりとWEBに繋がった。
続くはiBook(OS9.2.2)・・・・それはVAIO以上に簡単に済んだのだった。(すごいぞ、Mac OS!)

で、息子にいつものネット・ゲーをさせながら、私もIBookでWEBに接続。
G3-366MHZながら全くストレスがない。
考えてみればこのiBook、私が今まで所有したpowerbookのいずれよりも「高性能」だったっけ。
ちなみに息子もネット・ゲーには全く支障がないとのこと。めでたし、めでたし。

え?今回はトホホな話題じゃなくて面白くない?!
こりゃあお粗末様でした。(笑)


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