宴の続き

前回の続き。

すっかり「林檎の毒」に侵された盆夫さんに送りつけるべくPowerBook1400c/117MHZのセットアップを完了した私は、格安なLANカードを求めて性懲りもなくお〜くしょん会場を彷徨っていた。
と・・・何とそこで「LANカードがオマケに付いた」PowerBook1400cs/133MHZ改G3-233MHZを見つけてしまったのだった。
ほ、欲しい!!(完全に「本末転倒」とはこのことだ。)
何も私が盆夫さんのことを心底考えてあげる心優しきオヤジだなどというつもりはない。
すでにおわかりであろうが、PowerBook1400を弄ってみたくてしょうがなくなっただけ。
運良く落札できれば、その出品のスペックからCPUカードとHDDをPowerBook1400c/117MHZに移し替える計画であった。
しかもノーマルの1400/117MHZならいざ知らず、G3-233MHZならば68Kの190との性能差は圧倒的なはずで、ただでさえ「林檎の毒」に足を取られている盆夫さんが修羅道に堕ちるのは最早確実。
「笑うせ〜るすまん」は悪魔の笑みを浮かべながら揉み手をしつつ、お〜くしょん終了時刻を待ったのだった。

果たして、すでに時代は「イマサラG3-233MHZカード」なのかあっさりと落札できてしまった。
先日その商品が届いた。
実はその前夜、すでに私は手元のPowerBook1400c/117MHZをバラしていた。
液晶下のパネルを左にスライドさせ、キーボードを反転するとすでにCPUカードを被うヒートシンク・カバーとHDDが露出。
ヒートシンク・カバーをとめる6本のネジを緩めるとあっさりとCPUカードとご対面。
すでにスタンバイしてあった5mmのボックス・レンチで4本のネジを緩めてCPUカードを外す。
HDDは固定用のネジを2本外したら、ちょっとばかしHDDケーブルを引っぱり出してコネクターを外して作業完了。
PowerBook1400の分解は初めてなのだけど、こんな簡単にバラせるPowerBookは初めてだった。
すっげぇおもしろ〜〜〜い!(←大バカ!)







いやぁ、冗談じゃなく分解はかなりカンタンでした。
190〜5300系までの底面のネジを外してからキーボードを外して・・・って手順が必要ないんだもん。

で、届いたPowerBook1400cs/133MHZ改も手際よくバラしてあっさり「すげ替え」は完了。
ちなみにHDDの取り付けだはちょっと曲者。
HDDケーブルが筐体の奥の方に曲げて押し込まれているのを注意深く十分に引っぱり出してやらないとコネクターの接続ができないのだ。
接続が終わった後で元のようにケーブルを曲げて押し込むのに少し力がいる。



こういう力本2台の同時バラシは久々なので萌えます。(自爆)
しかも全くの同型機ですから〜。




デスクトップ機だってこんな簡単にCPUとHDDの交換なんてできないです。
ご存じのように「Macの蓋」を開けてしまうとメーカー保証は効かなくなります。

で、問題なく起動することを確認しちゃうともう何だかつまらなくなってしまった私は、当サイトの常連さんからのリクエストに応えるべく再びバラし始めたのだった。
曰く、「1400/117MHZのロジック・ボードに1400/133MHZや166MHZのCPUカードを挿しても起動しない」んだとか。

まずは1400cs/133MHZに117MHZのCPUカードを挿してみる。
何の問題もなく起動。
引き続いて1400c/117MHZに133MHZのCPUカード。
これまたあっさりと起動。
ついでにお〜くしょんを散策してみたところ、「1400/117MHZに133MHZのCPU」って出品もあって、何も私が「特別」なわけではないようである。
で、私の足りない頭で考えた結果、おそらく1400/117MHZの初期ロットにはハズレが混じっていたんじゃないかと言うこと。
ホレ、例のPerforma5210で痛い目にあったように。


ホント、ヒマだな〜。
で、3つ並べてみました。(自爆)

社外品のG3カードが全ての1400CPU対応をうたっているわけで、そもそも変な噂だな〜と。

作業は以上で完了。
あとは毎度のめんどくさいセットアップ作業だけ。
で、残ったPowerBook1400cs/133MHZは・・・盆夫さんと出会った同じ場所で知り合った女性絵描きさんに早々と送りつける了承を取り付けたのだった。
ふっふっふっ・・・これでまた世に「林檎依存症」を1人増やすぞと・・・。(爆死)


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