ゴッサマーの逆襲

単身赴任をいいことに毎晩飲んだくれていたんだけど、ヨッパだとだらだらWEBやってるだけで創作はさっぱり進まない。
せっかく「そろそろ創作活動を再開するぞ!」ってつもりで「地下室」を再オープンしたこともあって、ここ数日、何度目かの断酒を決行中である。
ただ・・・毎度のことだけど、イキナリ酒を切ると、やっぱりなかなか眠つけないのだった。

で、無理に寝るのはあきらめて、サイトの更新などぼちぼちやっていたのだが、SCSIスキャナを使うためだけにLAN接続してあるPowerMac6300/120のかったるさにイライラし始めるのだった。
本体の起動はもちろんのこと、スキャン用に立ち上げる「photoshop」の起動も然り。
もちろんスキャン・スピードも何ともかったるい。
おまけにつないである液晶モニタの解像度を大きめにとると256色表示になってしまうのだった。
「何で私は今時6300/120なんか使わなきゃならないのだろう?」

当初6300をスタンバイしたのは「スペース」の問題だった。
だがすでに平机の上にPowerBookG4は無く、eMacと6300に繋いである液晶モニターだけ。
横のパソコン・ラックには6300とスキャナだけで「余裕」はある。

で、ふと隣の部屋のG3-266MTのことを思い出す。
すでにお〜くしょんでは買い手がつかない現実故に売ることを諦めた266MTは、おっちゃんから頂いた17インチCRT&様々な部品をはぎ取られ今や立派なジャンクと化した266DT改といっしょに放置プレイ中なのだった。

よっしゃぁ、ここは266MT復活計画に賭けてみるみるしかないっ!
で、うまく行ったら6300/120と入れ替えじゃい!!

まずは266DT改の「G3-400MHZであるはずの」CPUを取り外す。
以前「詐称疑惑」(「お買い物帳」の「発覚した詐称」を参照のこと)のあったCPUだったが、今回取り外してよくよく見たら「750-400」の文字があったのだった。

言うまでもないことだが「ppc750」はG3-CPUのこと。
もちろん266MTに付いていたCPUには「266」の刻印があった。

ってぇことは、問題はジャンパだ。
自らはジャンパを弄ってのクロックアップなんてヤヴァイ改造の経験のない私は、まずはWEBで情報収集。
第一「ゴッサマー」のジャンパなんてどこにあるかすら知らなかったのだ。

     266DT内部
     すでにジャンパは
     取り外してある

正解は内蔵バッテリの横。
上には「剥がしちゃダメよ!」のステッカーが貼ってあるのだが、当然266DT改のそれは半分めくれていた。
266MTのステッカーは無傷だったが何の躊躇いもなく一気に剥がす。
「ゴッサマー」のジャンパは一体型になっており、医療用鉗子で掴んで引っこ抜き、両者のそれを比べてみる。(いつも思うんだけど、鉗子というのはMac弄りの際にホントに重宝する。)

誤解無きように申し上げておくが
勤務先からパチってきたものではない!
古くなったお下がりを頂いてきたのだ

・・・確かにジャンパ設定が違うではないか!!
元々2台は兄弟機種なわけで、作業はCPUとジャンパをそっくり差し替えるだけで済むことになる。
この時私は確かな「勝利」を確信したのだった。


で、画像の通り266MTは、無事266MT改400MHZとして復活したのだった!!
あったり前だが起動もスキャンも速い!
何せ一応G3-400なわけで「OS9」ならWEBだってそう苦痛はない。

な〜〜〜んだ、初めからこうすればよかったんじゃん!!(爆死)

私の現在の「創作環境」
平机の上にはeMacと15インチ液晶
隣のパソコンラックには266MT改

P.S.
ただし、ゴッサマのめぼしいメモリーは片っ端からお〜くしょんで叩き売っちゃったわけで、合計160MB(64+64+32)しかない。
まあスキャンにしか使わないわけでこれで問題があるわけではないんだけど、ついつい168pin RAMを物色し始めた私ってバカ丸出しではないか?!!(自爆)


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