別冊・目パチ冴子嬢の作り方

リンク先のElanさんちにお嫁にやった冴子嬢のGIFアニメ、ご好評のようなのでGif Builderを使った作り方、解説してみました。

まずGif Builderを用意します。
もちろんタダでWEBでげっとできます。

かって話題になったGIFの特許問題。
それに反発して画像データをみんなGIFからPNGに差し替えちゃったサイトもありましたっけねえ。
それも昨年6月で期限切れ。
思う存分GIFを楽しもうじゃありませんか!

冴子さんの元画像を用意します。
もちろんMac使いですから原画は「PICT」画像なわけで、「GIF」に変換しなければなりません。
この際注意があります。
カラー・パレットは「Macintosh システムカラー」で減色して下さい。
Gif Builderに読み込んだ際、トンデモナイ色になって落ち込まずにすみます。

元絵の目の部分をいじくって「閉じた状態」「半開きの状態」の絵を作ります。
「開いている」→「閉じる」→「半開き」の3コマをループ・アニメで繰り返すわけです。
もちろんこの状態でアニメーションさせても構わないわけですが、WEBで使うことを考えた場合、ファイルサイズをできるだけ小さくするのは「義務」です。
要は目しかアニメーションしないわけですから、1コマ目のみ全身の画像にして、2コマ3コマ目はその部分だけ切り抜いてGif Builderに読み込ませてみましょう。

まず閉じた目のあたりで適当に「切り抜いて」下さい。
半開きの目も適当に切り抜いて「フォトショ」などのレイヤー機能を使って閉じた状態の絵と同じサイズ、ポジションに調整します。
こうして三枚のGIF画像が用意できたらいよいよGif Builderの登場です。

まず目を開いた冴子さんの全身画像ファイルをGif Builderのアイコンにドラッグ&ドロップします。
Frames WindowとPreview Windowが開き、Frame1として追加されます。

さらにファイルサイズを小さくするため、背景部分を透かす「透明GIF」を設定しましょう。
Options→Default Transparency→Based on First Pixelを選びます。
ここで言う「First Pixel」とは画像の左上の隅っこのことで、その部分のカラーが透けて見えることになります。
もちろんこの絵の場合、「白」ですから、他の部分の「白」も全て透けることになります。
これは「隔離病棟掲示板」の背景色が同じく「白」であることが計算に入ってるわけで、そうじゃない場合は背景部分をあらかじめキャラを塗るのに使っていない色で塗りつぶしておく必要があります。

さらに「永遠に」目パチを繰り返させるわけですからLoop→Foreverを選択。

2コマ、3コマ目は目の部分しか描いてありませんからDefault Disposal Method→Do Not Disposeに。

今度は2コマ目の「目を閉じた状態」のファイルをFrames Wundowの中へドラッグ&ドロップ。
Frame2(SAEKO2*.GIF)が追加されます。
ここで位置合わせをします。
2コマ目のPositionの(0;0)となっている部分をダブルクリックするとFrame PositionのWindowが開きますからここに数字を入れて位置を合わせるわけです。
ただしこれが全くの手探りで、かなりめんどくさいです。(爆)
Animationで動かしながら気長に合わせて下さい。

ズレ無く決まったら3コマ目もドラッグ&ドロップ。
Positionは2コマ目と同じ数字を入れればOK!
元画像の状態で同じサイズ、ポジションに調整して切り抜いておくことの意味がこれでおわかりでしょうか?

最後に各コマの表示時間を決めます。
各コマのDelayの部分をダブルクリックして数字を入れます。
ちなみにこの作品では目を開いているのを2秒、「閉じた状態」「半開きの状態」は共にas fast as possibleにしてあります。

Animation→Startで動きを確認します。
問題なければこれで出来上がりです。
保存してからブラウザで開いて再度動きを確認します。

ってなふうに作るんです。
おヒマな方、ぜひお試しあれ!


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